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ジム・キャリー主演のヒューマンコメディー。

アイデアが素敵だと思う。
現実には有り得ない設定だけど、「もしかしたら自分も…」と想像させるくらいよく作り込まれているし、ある意味人間味に溢れた作品だったと思う。

ジム・キャリーってつくづく凄いヒトだなーと感心。

面白かったです。
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映画を観たことがなくてもこの映画について知らないヒトはおそらく稀で、この映画の音楽を聴いたことがないヒトはいないであろう、言わずと知れた超名作。

90分足らずの短めの映画ですが、見事に引き込まれました。

リバー・フェニックスの演技力は圧巻。
他の3名も、驚く程に豊かな表現力を持っていました。
演技であることを忘れそうだった。



かつては誰もが子供だった。
あの頃しか見えないモノ、持てないモノは心の中で永遠なのだ。

観る者の郷愁を誘う、正真正銘の名作だと思う。

劇中の音楽もすごく良い。
ソングライターを目指す主人公が夢と現実の狭間で奮闘する物語。

世間的に無名な役者ばかり起用することによって作品にリアリティが出されている。

パワフルでセクシーなコヨーテ達はこの映画の最大の魅力。

テーマが解りやすく、物語のテンポがよく、魅力的な登場人物達ばかりで全体的にすごくよく出来た映画だと思う。

とても好きな映画です。
ミュージカルだったので時々おいてきぼりをくらいつつも、ニコールキッドマンの美しさに魅了されました。

ニコールほんとーに綺麗!
好き!


駆け出しの小説家とナイトクラブのスター女優の悲恋をお伽話っぽく描いた物語で、深い感動みたいなのはなかったけれど、まぁまぁ楽しく観れました。


見所はニコールの美しさです。
言わずと知れた名作映画。

100円レンタル期間中で、軽い気持ちで手にとったけれど、素晴らしい映画でした。

こんなに夢中になった映画は久しぶり。

約4時間の長編大作なので、作品が終わる頃には登場人物達に深い親しみを抱かずにはいられない。


全てを失った絶望の淵からはい上がるスカーレットの力強い生き様に心が熱くなった。

レットとのすれ違いの愛には幾度となく身悶えたけれど、追い追われることの連続が本当の愛なのだと思う。

無限の可能性を含むラストシーンは、この映画に最高の彩りを添え、観た人に素晴らしく幸福な余韻を残す。

とても熱い映画でした。
今までに2回レンタルして2回とも観ずに返却してしまったニューシネマパラダイス。

三度目の正直でついに鑑賞。

とにかく映画への愛が詰まった作品でした。

一人の男性の生涯を通し映画の歴史が描かれていて、すごく興味深かったです。
フィルムがあんなに発火しやすいものだったなんて!

ストーリーの流れは穏やかで、その中に登場する人物達は一人ひとり個性的で、台詞や行動が印象的でした。

主人公トトの友達アルフレッドが語る言葉が力強く美しく、いくつも胸に迫って感動しました。

劇中の音楽は、多分この映画を知らなくても、あの音楽を聴いたことがないひとはいないと思う、超名曲。
映画に最高の彩りを添えています。

「映画」を愛する全てのひとに、観てもらいたい映画でした。


主人公のトトの幼少期のコがめちゃくちゃ可愛かったなー。
奇才スタンリー・キューブリック監督の代表作のひとつ。

このタイトルに心惹かれずっと気になっていた作品。

近未来を舞台に暴力と狂気に満ちた青年が、実験により犯罪を起こすことが出来ないように矯正される物語。

かなり過激なシーンが多く含まれているし、近未来設定なのでファッションやインテリアはとても独創的。

40年程前の作品とは思えない位鮮烈な鋭さを持つ映画でした。

この作品に触れてしまったらキューブリックに興味を持たずにはいられないかも。
三人のドラッグクイーン達がバスで地方巡業に出るロードムービー。


設定だけで充分印象的だけど、画的なインパクトがすごい。

濃い。

南国の鳥を思わせる極彩色の超ド派手な衣装とメイクでひたすら唄い踊る姿のあまりの陽気さに、日頃のストレスも吹っ飛びました。

外見からは想像出来ない内面の繊細さに、男でもなく女でもなく、ありのままの人間らしさを感じることが出来る。

ところどころ笑いのツボを刺激する場面がちりばめられていて、最後まで軽快なストーリー展開で面白かったです。

後ろ指をさされても自分らしく生きている姿に元気と勇気をもらえる映画でした。


いわずと知れた名作ですね。

ラブストーリーの王道。
テレビで放映されることも少なくない作品なので、以前見たことがあったのですが、前半をちゃんとみたことがなかったので改めてみてみました。

全く現実的ではない夢物語だけど、それが全然許せるくらい素敵な映画。
ジュリア・ロバーツはめちゃくちゃ可愛いし、ヒュー・グラントもハンサムなのにダメ男な役が最高にはまり役。

たまにはこういう夢物語に浸るのもいいかな、と素直に思わせてくれる作品だと思います。
観た後も爽やかでハッピーな気持ちになれますね。



てんでバラバラな家族が、娘のミスコン出場決定と共に、小さなバスに乗って遥か遠い町を目指して旅に出る。
その中でいくつかの大変なことを乗り越えていき、家族が本来あるべき姿へと戻っていく物語。


大きな感動があるわけでもなく、学ぶことも多いとはいえない映画だけど、なんとなく可愛くて暖かくて、けっこう面白かったかな。
それほど記憶に鮮明に残るタイプの作品では無いけれど。

子役のアビゲイル・ブレスリンが最高にキュート!
ちょっと自信なさげで、でもひとなつっこい感じがすっごい可愛い。




かもめ食堂に引き続き、これまた素敵な映画でした。

かもめ食堂ほどのドラマはないけれど、もうなんていうか、ゆるい。とにかくゆるい。
これほどまでに脱力させられる映画が作品として成立し、見ているひとに退屈を覚えさせないということはとてもすごいことだと思う。

ふと空を見上げたり、川の流れを見つめたり、海をいつまでも眺めたり、そういう時間が人にとってどれくらい大切なのかをあらためて教えてくれるような、ゆるくて優しい映画でした。

ひとりでゆったりと観たい映画。



中谷美紀さん主演の、あるひとりの女性の凄まじい生涯を描いた物語。

この映画なかなかすごかったです。
主演した中谷美紀さんのインド旅行記で、度々「この映画を撮り終わって精神的にボロボロ」的なことがご本人によって綴られていたのを読んでいたので、ひとりの女優がそこまで精神力を使い果たしてしまう映画ってすごそうだなーと思っていたのですが、ようやく観て納得。

どうやら彼女はこの映画の撮影中監督に激しく罵倒(じゃないかもだけど)されて、一時本気で女優を辞めようかと思うところまでいってしまったらしいです。

ストーリーについては正直説明しがたいですが、映像や音楽が非常に良かったです。
昭和が舞台であるにもかかわらずCGを多用していて、まるでディズニー映画を観ているかのようなファンタジックなシーンが宝石のように散りばめられていて、素敵でした。

どのシーンも目が離せないし、出演者が豪華。

ミュージカル要素…というか宝塚要素も含みつつ、映画としての枠にはおさまりきらないエンターテイメント性の高い作品で見応え充分でした。

なによりもやはり中谷美紀さんの演技の素晴らしさ。
これなくしてこの映画は成立しないだろうとハッキリと言えます。

物語の内容的には好き嫌いも勿論あるでしょうけれど、「こういう映画が世の中にある」という点では観る価値あるかも?



この作品について一生懸命書いた記事が一瞬の操作ミスにより消えてしまったので、同じことを書く気力がないです(笑)。

私的には感情移入がしずらく、登場人物の人柄に好意を抱くことも無かったので、いまいちでした。
決してつまらないわけではなく、多分私の精神や年齢がまだこの作品を見る為には未熟だったんだと思います。

ジャック・ニコルソンの演技は素敵でした。



大沢たかおさん、石田ゆり子さん主演のラブストーリー。

さだまさしさん原作の物語です。
いずれ失明してしまう眼の病気にかかった男性が、愛する女性の幸せの為に別れを決意して帰郷するものの、彼女はそんな彼を一途に想い、彼の故郷まで追いかけてきて彼を懸命に支えようとするストーリーです。

眼が見えなくなるということは、私にとって生きている意味がなくなるくらい大変なことだから、もしも、同じように眼が見えなくなったらどのように生きていくかなぁ、などと考えながら見た映画でした。

タイトルになっている『夏解』という言葉は素晴らしいけれど、それをストーリーに組み込んだのはちょっと強引な気がした記憶があります。
でも石田ゆり子さん好きなので全体的には良かったです。
きっと『夏解』という言葉を使いたくて、この物語が生まれたんだろうなぁ。

もしも自分の恋人が同じ眼の病気になったら、どうするかな、というのも考えました。
それなりに愛情がなければ支えるのも大変なことだと思うけれど、きっと、同情する気持ちが勝ってしまって、やはり支えることを決めるだろうな。
それもひとつの愛だと思うので、同情心が悪いとは思わないし。


映画の中では長崎の街がとっても素敵でした。
長崎はまだ行ったコトがない場所なので、是非行ってみたいと思いました。



最高でした。


もう始まった瞬間から最後の最後まで1秒の無駄もないくらいでした。
こんなに何時間でも観ていたいと思える映画ってなかなかないと思います。

主演の小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんのそれぞれの演技がもう冴えまくりで、多分他の人が同じように演じていてもなんとも感じないようなシーンでも、お腹の底から笑いがこみ上げてきちゃいます。
ただ存在するだけで面白いって凄いなぁって。

とりあえずフィンランドに行きたくなりますね。
そして、かもめ食堂のような素晴らしい食堂が自分の街にもあればどんなに素敵だろうと思いました。


北欧ならではの素朴でぬくもりのある家具も素敵。
珈琲を淹れるシーンやおにぎりをにぎるシーン、かもめに餌をばらまくシーンや人々の食事シーン、どの場面を切り抜いても一枚の芸術写真になるような世界観が最高に良かった。

小林さんの持つとても深く厚い人間味とか、もたいさんの絶妙な間のとりかたとか、はいりさんの妙な人柄とか、ほんとーに良い。

また大好きな映画が増えました。


シナモンロールとおにぎりを用意して何度でも観たい映画。



キャサリン・ゼタ・ジョーンズ主演のラブストーリー。
ニューヨークでもトップクラスの腕を持つシェフである主人公。
ある日、姉が事故で亡くなり、その娘を引き取ることになる。
一方レストランでは新しい副料理長が入ってきて、自分のペースを乱され、さらには厨房を乗っ取られるのではないかと心配になる。
姪はなかなか心を開かず、職場でも地位を危ぶまれる状況においやられるが、初めはいい加減な男だと思っていた副料理長と打ち解けるにつれて、姪との仲も、店の雰囲気もよくなっていく…。

この映画すごい良かったです。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズをちゃんと観たのって初めてかも。
勿論大物女優なので名前も顔も知っていたけれど、とても素敵な女優さんだなと思いました。

物語りもすごくよくて、最初から最後まですごく入り込めました。
姪っこ役の女の子が可愛くて演技も上手だった。
あとはレストランが舞台というコトで、色んな美味しそうな食べ物が出てきます。


完璧主義者の主人公が、子供の世話や仕事で悩んでいくうちに、ひとりの女性としての優しさや愛を取り戻していく姿が実に爽やかに描かれていました。

ラストシーンは誰もが望む終わり方で、とっても可愛くて素敵でした。

女性にオススメ。



ジェニファー・アニストン主演の映画。

恋人と婚約したものの、いまいち結婚に対して前向きになれない女性が、ひょんなことから自分の母親があの有名な映画『卒業』のモデルだったことを知り、その原作を書いた男性がもしかしたら本当の自分の父親かもしれない、と追求し始める。

そんな一風変わったマリッジ・ブルーを描いたラブコメディです。


大好きなジェニファーが主演なので、私にとってはそれだけで楽しめる作品でした。
フレンズのレイチェルがやっぱり最高にキュートで大好きだけど、この映画の中のドレスシーンのサラはめちゃめちゃ可愛かった!!

ケビン・コスナーが良い味出してました。


レンタルするほど観たいとは思っていなかったけど、機会があるなら観てみたいと思っていた映画。テレビでやっていたのを観ました。

で、観る前の予想は「うどんブームに無責任に火をつけるような作品なんじゃないの?」だったんですが、実際観てみたら違いました。

ブームが起こるときの竜巻の威力ってすごいと思うんです。
何もかもを巻き込んで、物凄い勢いで人を集めていく。
でも、その竜巻が去った後に残されているのは、荒らされた街の様子だったり、街の人々の疲れきった姿だったり。

楽しいお祭りのあとにゴミが散乱して後片付けが大変な様子の、スケールが大きい版。


UDONの中では、ひとつの出版社が巻き起こしたうどんブームにより最高に楽しいお祭り騒ぎがやってきます。
けれど、どんなに楽しいお祭りにもやがて終わりは訪れるし、そのあとにはお祭りが始まる前よりももっと寂しい現実がやってくる。

大事なのは、そこからどうまた立ち上がっていくか。
満腹感と空腹感を知った人々が、再び満腹感を得る為にはどれほどの前向きさが必要か。


この映画には「うどんがブームで楽しいなー」だけじゃなくて、そういった現実がきちんと描かれていました。
だから見応えもあるし、映画を観ているというよりは実在する街の実態を自分の目で確かめているような、まるでドキュメンタリー番組を観ているような充実感がありました。


映画として人を笑わせる要素も散りばめられていて面白いし、最近話題になる邦画はほんとうに良い作品が多いな~と感動しました。

やっぱり日本人だから、母国語で綴られる作品に郷愁を感じるし、愛着もわくもんですかね。

普通にオススメ。




かつて天才と呼ばれた数学者の父をもつ女性が主人公なのですが、その父の死後、それまで彼の介護で5年間付きっきりだった彼女が、ひどい喪失感の中から自らを再生していく物語。


数学は死ぬほど苦手な私ですが、映画の中に出てくる数学の方程式なんかはすでに宇宙語なので、数学嫌いでも問題なく観るコトが出来ました。

アンソニー・ホプキンスの演技がやはり素敵でした。
主人公役のグウィネス・パルトロウの演技もすごく良くて。


数学には方程式があるけれど、人生には答えや証明を導いてくれる方程式など存在しない。

それでも人は答えを求める。
何故自分は生きているのか。
どういう自分を生きていけばいいのか。

この映画では、答えを見つけることよりも見つけようと前に進んでいくことの大切さが描かれていると私は感じました。

この映画私はすごく好き。



キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック主演のラブストーリー。

2004年と2006年、それぞれの時間に生きる二人が、時を越えた手紙のやりとりを通じて恋に落ちていくファンタジー要素のあるラブストーリー。

ラブストーリーの場合、不思議な設定があるよりも純粋なものを好む私ですが、これは凄く良かったです。

始終ゆったりと流れる物語がすごく心地いい。

ぶっちゃけ最初の10分かそこらで最後までの展開とか読めてしまったんですけど、それでも全然楽しめるくらいよかった。

主演の二人の演技も素晴らしい。
こんなにも映画を見ながら心の中でハッピーエンドを願った映画、なかなか無いですね、個人的には。
最後がほんと予想したまんま過ぎてちょっと気が抜けちゃったけど、ラストシーンもすごくいいです。

ラブストーリー好きな方におすすめ。


この映画はとても良かった。好きです。

些細なことから夫の浮気が発覚し、離婚をした主人公。
離婚が原因で家を手放し、人生に絶望を感じながらも、仕方なく旅に出たイタリアのトスカーナで、ほとんど衝動的に家を買い、そこに暮らし始めて傷ついた心を少しずつ再生していく物語。

この映画は監督が女性というのもあって、繊細な視点で物語が進行していくのがとても良かった。
イタリアの美しい景色には何度もため息が出ました。

太陽の光やオリーブの爽やかな香りが画面を通じて伝わってきて、今すぐこの場所に行きたい!と思いました。


大きな感動はないものの、様々な場面で胸が熱くなったり、笑ったり。
自分自身がリラックスして作品に触れているなーと感じられるのはとても心地よかったです。

でもこれは女性向けかな。
サラ・ジェシカ・パーカー主演の一応分類は「ラブコメディ」映画。

観終わった純粋な感想は、「こんなとっちらかった映画久々に観た」です。
実に中途半端。
何も知らずに観ていたら、初めはヒューマンドラマっていう感じで、なかなか良い雰囲気だし面白いかも、と思っていたら後半で物語が大きく転調し、「ええええええ!!?」とひっくり返りそうになりました。

この映画を「良い」と評価している人は、コメディとして受け止めているから、その中にある様々な愛の形とか、別れの予感とかにほろりと感動したのかもしれないけれど、観始めた数分でヒューマンドラマだと解釈した私には到底受け入れられませんでした。

素敵なシーンがいくつかあるのに、どうしてコメディにしてしまったんだろう。
コメディにするなら、最初からもっと雰囲気を明るくしてはちゃめちゃな感じにすればいのになぁと。
登場人物が無駄に多く、どのキャラも心のうちがあまり読めず、共感できなかった。

映画のジャンルって、観る前に知っておかないと楽しめないものなんでしょうか?
ある程度、コメディが観たい!シリアスなものが観たい!とか気分があるから、分類されていることは必要だと思うんですけど、分類が何かを知らなくても、観始めて5分とか10分以内で観ている人が「これはこういうジャンルの映画だな」と予測できることも、良い映画の条件なんじゃないかと私は思います。

良い意味で期待を裏切られる物語は面白いけれど、あまりにも辻褄が合わない、後半から違う人が監督になったんじゃない?と思うような裏切られ方は観た後にとても切なくなります。

映画を観てこんなにショックを受けたのは久々でした…。


ジュリア・ロバーツ主演。キルスティン・ダンストも出演していました。

1950年のアメリカが舞台。
米国一保守的と言われている超名門校に新しく赴任してきた美術史の教師をジュリア・ロバーツが好演しています。

1950年代のアメリカでは、学校を出た女性が仕事に就くという考えは殆どなく、学校を出たら結婚をし、よき妻よき母となって家庭を守るのが当然という考えが主流だったよう。
その当時なら日本でも勿論そうですね。

女学生達は良い結婚をするために勉学に励みマナーを学びダンスを習う。
そこには自己主張や自立性と呼べるものはなく、そんな女生徒達にジュリア・ロバーツ演じる美術史教師キャサリンは、自分で考えることの大切さを教えようとする。

伝統を重んじる名門校に反発する授業内容に批判は飛び交うけれど、それでも彼女は生徒達に熱くぶつかっていく。その様子がとても素敵でした。

キルスティン・ダンストが演じる超生意気な女生徒も物語の中で重要な役割を担っています。
モナリザの絵を指し「笑っている、けれど心は?」というシーンにじんときました。


日本でも昔は女性の社会的地位はとても低かった。
働くなんてもっての他。女性は家庭を守る生き物だと。

あらゆる面で男性より能力が劣るのは事実だし、子供を産めるのは女性だけなので、本来の役割分担としては男性が働き女性が子供を育てるというのは正しいと思う。
けれどやはり、現代日本に生きる私としては、女性の社会的地位は確保されるべきだと思う。(生まれた国が違えば、または人間以外の生物に生まれていればこの考えは全く無意味だとも思う。)


この映画を観て、キャサリンのように女性が社会に出るための地位を確立しようと必死になって働きかけた人達がいたからこそ、現代の男女平等の社会があるんだなと思いました。(もちろん完璧に平等ではないと思うし、それはやはり体や脳の構造上仕方がないと思う)

とても素敵な映画だったので、オススメです。
素敵な映画というのはいつでも観終わった後に色々考えさせられるものですね。
私の大好きなジェニファー・アニストン主演の映画。

結婚適齢期を過ぎても独り身で、教師をしていたが上手くいかずメイドをして生計を立てている女性…というのがジェニファーの役なのですが、けっこう暗い感じの映画だった。

周りを取り巻く友人夫婦達も、人には言えない悩みをそれぞれに抱えていて、誰もが幸せについて疑問を抱きながらも幸福であるかのように振舞いながら生きている。
なかなかリアルな描写で引き込まれました。

そして、人生がそうであるように、この映画も結末的なものは最後まで無かったです。
90分にも満たない映画でしたが、観ているときよりも観終わった後のほうがずっと映画の世界観が胸にせまる感じでした。決して面白いとは感じなかったんだけど、記憶に残るというか。
ジェニファーじゃなかったら、最後まで観れなかったかもしれないし。

大人の女性向けかなー。
ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のちょっとホラー系な映画。

すんごい面白かったです。
ミュージカルなので、もしかしたら苦手かもな~と思いながら観ましたが、台詞の殆どが歌だったので、そこまで徹底されると逆にミュージカルであるということを忘れて、とても楽しめました。

今まで観たジョニーの中で一番怖い役だったかも。
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