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サラ・ジェシカ・パーカー主演の一応分類は「ラブコメディ」映画。

観終わった純粋な感想は、「こんなとっちらかった映画久々に観た」です。
実に中途半端。
何も知らずに観ていたら、初めはヒューマンドラマっていう感じで、なかなか良い雰囲気だし面白いかも、と思っていたら後半で物語が大きく転調し、「ええええええ!!?」とひっくり返りそうになりました。

この映画を「良い」と評価している人は、コメディとして受け止めているから、その中にある様々な愛の形とか、別れの予感とかにほろりと感動したのかもしれないけれど、観始めた数分でヒューマンドラマだと解釈した私には到底受け入れられませんでした。

素敵なシーンがいくつかあるのに、どうしてコメディにしてしまったんだろう。
コメディにするなら、最初からもっと雰囲気を明るくしてはちゃめちゃな感じにすればいのになぁと。
登場人物が無駄に多く、どのキャラも心のうちがあまり読めず、共感できなかった。

映画のジャンルって、観る前に知っておかないと楽しめないものなんでしょうか?
ある程度、コメディが観たい!シリアスなものが観たい!とか気分があるから、分類されていることは必要だと思うんですけど、分類が何かを知らなくても、観始めて5分とか10分以内で観ている人が「これはこういうジャンルの映画だな」と予測できることも、良い映画の条件なんじゃないかと私は思います。

良い意味で期待を裏切られる物語は面白いけれど、あまりにも辻褄が合わない、後半から違う人が監督になったんじゃない?と思うような裏切られ方は観た後にとても切なくなります。

映画を観てこんなにショックを受けたのは久々でした…。
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