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かつて天才と呼ばれた数学者の父をもつ女性が主人公なのですが、その父の死後、それまで彼の介護で5年間付きっきりだった彼女が、ひどい喪失感の中から自らを再生していく物語。


数学は死ぬほど苦手な私ですが、映画の中に出てくる数学の方程式なんかはすでに宇宙語なので、数学嫌いでも問題なく観るコトが出来ました。

アンソニー・ホプキンスの演技がやはり素敵でした。
主人公役のグウィネス・パルトロウの演技もすごく良くて。


数学には方程式があるけれど、人生には答えや証明を導いてくれる方程式など存在しない。

それでも人は答えを求める。
何故自分は生きているのか。
どういう自分を生きていけばいいのか。

この映画では、答えを見つけることよりも見つけようと前に進んでいくことの大切さが描かれていると私は感じました。

この映画私はすごく好き。
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