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たまたまGyaoで見つけてなんとなく観たのだけれど、なかなか面白かったです。
全体的にはかなり単調で、退屈さと紙一重ではありますが、じっくり観ていると引き込まれる作品でした。
ネットで検索すると、「ニコール・キッドマンの恋愛天国」という題名で出てきたりします。
この作品でニコールは主役ではないにも関わらずかなりの存在感を発揮しており、どうやらこの作品が彼女の出世作となったらしいです。
たしかに目立つし、やはり美貌が飛び抜けています。
今から17程前の作品だから当時ニコールは23歳とかなのかな?
年齢を増す毎に輝きも増していく強いオーラにはとても魅力を感じます。
ちなみに私はこの映画の主演のノア・テイラーと誕生日が一緒です。
とても良い映画でした。
観始めた瞬間から「この映画は良い」と予感して、それが裏切られることの無い作品でした。
とにかく役者さん達の演技にいちいちドキドキしました。
目だけ、表情だけでこれ程までにダイレクトに心情が伝わってくるものだろうかと感心。
それが主な登場人物だけではないから凄い。
ほんのワンシーンしか出てこない人達も、その表情や立ち居振る舞いからバックグラウンドを想像させる程。
フィルムに収められたいくつもの鮮やかで瑞々しい風景、流れる音楽、それらも全て素晴らしく、映画の途中何度もハッとさせられました。
性同一性障害、性的虐待、ドラッグ、親子愛、友情、恋、など濃厚なテーマを沢山含んでいるにも関わらず、観終わった後はとても清々しい。
性同一性障害に苦しむ主人公を演じた方が、最後まで女性なのか男性なのか分からなかったのですが、予備知識無く観たのが大正解。
緻密に計算された優れた演技に心から拍手を送りたい。
1660年代イギリスを舞台に、一人の劇作家の壮絶な人生を描いた物語。
感情移入がしにくく気を抜くと展開に追いつけない、ある程度の集中力が必要な作品。
画的に始終陰鬱な雰囲気なので、王宮や貴族の華やかさとは無縁。
ちょっと集中力が足りない時に見た所為か、好きでも嫌いでもない感じでした。
それでも最後まで観ようという気になるのは、ジョニーの優れた演技のおかげでしょうか。
欲望と虚無感の狭間で魂を燃やしながら生きる姿は見応え有りです。
アリシア・シルバーストーン主演、お金持ちのお嬢様の青春コメディ。
ブリタニー・マーフィが出ているというコトでレンタルしてみたのですが、ブリタニーがかなり若い。
ダサいコトが大嫌いな主人公が、学校の冴えない教師同士の恋を実らせてあげたり、転校生の田舎くさい女の子を華麗に変身させていく物語。
けれど周りの人がどんどん幸せになっていく反面、自分自身の冴えなさに気付き愕然とする。
何もかも上手くいっていた時から逆転して上手くいかないことばかり。
それから自分を変えようと心に決め、自分にとって本当に大切なものを見つけていく。
アメリカのハイスクール事情が垣間見れてなかなか面白かった。
あの授業態度、日本ではありえない!
日本人が真面目すぎるのか、アメリカ人が自由すぎるのか。
この映画のブリタニーは、現在の美しくキュートな彼女とは別人でした。
「この子が10年経ったらあんな綺麗になるのか!!?」
ってくらい。
でもこの当時から演技に確実に光るものが。
主演のアリシア・シルバーストーンがとってもキュートでした。
あどけない表情の奥に潜む艶っぽさなどが素敵。
なんてことない映画だけど、観終わった後、なんとなくハッピーな気分になれる作品でした。
途中から観る機会がなくなって、シリーズを最後まで観ないままだったので、ついにレンタルし始めました。
ニューヨークのどこにでもいるような男女6人の友情と恋のコメディドラマ。
どのキャラクターも個性豊かで嫌味もなく、6人皆それぞれ好きになってしまいます。
かなり久々に観ましたが、やっぱりすごく面白いです。
DVDセット欲しいくらいですが、10シーズン合計30枚のDVDセットは定価12万6千円らしいです…。
若い頃に男運を使い果たし、独身でいる為に会社でのキャリアも上がらず冴えない日々を送る女性の物語。
キャリアアップの為に結婚式で偶然出会った青年を利用し、婚約者が出来たと会社の上司に紹介。
それをきっかけに昇進、さらには今まで自分に見向きもしなかった男性が近寄ってきて、嘘が切っ掛けでどんどん思い通りの人生を手に入れていく…というような物語でした。
ドラマとしてはフツーに面白いと思うけれど、感情移入するには登場人物たちの情報が若干足りなかったかも。
主人公の母親のコト、そして最終的に恋に落ちる彼のコトをもう少し丁寧に描いてくれたら、もっと素敵な物語だったろうなと。
ジェニファーのキュートさもあまり発揮されておらず残念!
でも最初の冴えない姿と、昇進後急激に華麗さを放つ雰囲気の変化はとても良かったです。
私の好きなジェニファー・アニストン主演映画。
平凡な田舎に住み、平凡に働きながら、冴えない夫と暮らす一人の女性の、「変わりたい」という願望を描いた作品。
何か素敵なコトが起こることを日常に期待しながら、でもそんなコトはありえないと諦めてしまっている。
そういう女性は世の中にきっと沢山いると思うので、主人公の気持ちがとても共感出来るかも。
描きようによっては凄まじく激しい作品になってもおかしくないけれど、この映画の場合はとても淡々としていて、自然にのめり込む感じで見入ってしまいました。
観た後に残るものは少ないのだけど、結構面白かった。
でももっと明るくてキュートな役のジェニファーが観たいなぁ。
主人公はスランプに陥り中の売れっ子劇作家の男性。
子供嫌いだが隣に引っ越してきた小さな女の子と交流しながら作品のヒントを得ていく物語。
短気で底意地が悪く子供嫌いな彼が徐々に女の子と心を通わせ、素直に優しくなっていく過程がとても微笑ましく、軽快に描かれていて良かった。
残念なのは、女の子のママの心の内が見えなかったコト。
女の子は可愛いのにママは感じが悪いままで終わっていて、その部分がスッキリしなかったです。
その方がラストは描きやすかったのかもしれないけれど。
ラストは良かったし、全体的には面白かったです。
映画を観た後知ったのですがこれ実話を元に作られた映画だったんですね…。
DVDの背表紙もロクに読まず勢いで手に取った作品なので、どういう作品かもよく分からずに観てました。
キリスト教のコトがあんまり分からないので、ちょっと馴染みにくい部分も多々あり、前半はダラダラ見ちゃいました。
でも途中から思い直し、この映画が伝えようとしている物は何か、遠い国のいつかの時代の貧しい家族を通して何が見えるのか探りながら鑑賞していました。
その中で感じたのは、時代の流れの激しさではなく、その時代に生きる人の心の激しさ。
物語自体は割りと静かで単調なのですが、ところどころに心を揺さぶるようなシーンがそっと散りばめられていて、結構いい映画でした。
人によっては最高につまらないと感じる作品かもしれません。
離れていてもずっとお互いを一途に想い合い、これ程までに誰かを好きになるコトが出来たらきっとその人生はとても幸せだろうなと思える映画でした。
2時間ほどの映画の中で、2人が恋に落ちる場面から生涯を閉じるまでの、所謂「一生」を描いているのですが、展開に特別無理もなく極自然な場面転換を繰り返し物語が進んでいくのが良かったです。
ラストはまぁ出来すぎというか美しすぎ感もあるけれど、観終わった後爽やかな気持ちになれる良い映画でした。
映画館にレイトショーで観に行ってきました。
感想はどちらかというと否定的になりがちですので、ちょっと公の場では述べ難いです。
基本的に、否定的意見を述べるのは好きではないし。
映画でも何でも結局は観る人の判断で評価が変わってくると思うので、私の若干否定的な意見も当然参考にならないばかりか不快を与えてしまう恐れもあるし。
とりあえず色んな人の感想を聞いてみたい映画だなぁ…とは思いました。
テルーの唄は最高です。
岡田君は声も良いけれど、やはり男前の姿を観れる方が嬉しいかも(笑)
最近ずっとブリタニー・マーフィーが好きなのでレンタルしてみました。
やはりキュート!表情がいいなぁ。
でも物語は何だか紙一重でちょっと展開についていけない感じでした。
出会って一ヶ月で同棲、9ヵ月後には結婚をしたカップルが、ハネムーンで次から次に災難に襲われ、別れてしまうという物語。
最後はハッピーエンドで良かったのですが、もうちょっとお互いの想いの強さが明確に描かれていれば、ラストシーンがもっと素敵になったろうなぁ。
面白かったのは面白かったですが。
夫役の男性がなかなかハンサムでした。
柳楽優弥くん、常盤貴子さん主演の実話を元に作られた映画。
実話だということを踏まえつつ観ていたのでとにかく切なかった。
象と心を通わせ、象使いになることを決めた少年の純粋でひた向きな姿に強く心を打たれました。
ちょっと展開が早くて感情がついていかない部分も結構あったので、それぞれのシーンをもうすこしじっくり描いて欲しかったなぁとも思いました。
主人公の少年を演じている柳楽優弥くんのスクリーンでの存在感が凄い。
透明感のある雰囲気、何かを訴えてくるような真っ直ぐな瞳。
演技はとても拙く、ハッキリ言ってしまえば下手なんでしょうけど、そんなことが気にならないくらいのオーラがあるなぁと感じました。
ラストは常盤さんの演技と、象の演技に号泣!…したかったけれど、甥が一緒に見ていたのでめちゃくちゃ我慢した(笑)
肺の中に澄んだ空気が入ってくる感覚を得られる映画でした。
お勧め!
奇妙な魅力を放つ大人の為のアニメ映画。
手描きタッチの画面に登場するのは物凄くデフォルメされた登場人物たち。
80分の作品なのですが、台詞は無いに等しく、「観る物」というより「感じる物」といった印象を強く受けました。
序盤から何かとてつもなく物悲しい雰囲気に飲み込まれて、緊張感が絶えなかった。
明けることの無い夜の真ん中に立たされたような気分。
この作品に対する捉え方は、見る側に完全に委ねられている感じ。
それでいて、鋭く切り込むようなメッセージ性も秘めた作品。
自分なりにエピソードをあれこれ考えながら、そして流れるイメージに想像力を働かせながら、共に物語を綴っていく、そういう作品だと私は思いました。
芸術性の高さは素晴らしいので、一見の価値ありです。