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キルスティン・ダンストが、多くの男性を翻弄する小悪魔を魅力的に演じている作品。

とある夏、避暑地に訪れた主人公の青年が、そこで出会った美少女に恋をするが、彼女の心の内は誰にも覗くことが出来ず謎に秘められていて…というラブロマンス映画。

主人公の青年は全然知らない俳優さんでした。
なんでも日本での発売は2007年ですが、制作されたのは2000年だそう。
私生活でも自由奔放らしいキルスティンの小悪魔っぷりは見事です。

最初の方はちょっとつまらないかなーと思いましたが、後半に衝撃的展開が待ち受けていてちょっと面白かったです。
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ミスティックピザ

ジュリア・ロバーツが本格的に世の中に出始めた頃の作品。

1988年制作の、田舎町に住む仲良しの女の子三人のそれぞれの恋を爽やかに描いた物語。
100分ちょっとの物語の中に、三人の女の子達の状況や心情が丁寧に描かれていて、最初から最後までとても楽しめました。

三人がバイトしているピザ屋は町でも評判のお店で、物語の中では度々美味しそうなピザが出てきてすごく食べたくなります。

劇中の音楽の流れ方も心地よくて、登場人物たちの気持ちをより強く表現する効果を感じました。


子供の頃からアルプスの少女ハイジのアニメが大好きでしたが、映画版ハイジもかなり良かったです。

2時間弱の作品の中に、ハイジがおじいさんと暮らし始めるところからクララの足が治るところまで収められているので、弱冠駆け足の感はあるけれど、どの場面も素敵で感動しました。

ハイジ役の女の子がめちゃくちゃ可愛くてたまりません。

そして、召使のセバスチャンがハンサムな上にとても優しくて結婚したいと思いました。

人生に疲れた心に潤いと清々しさを与えてくれるよい作品。オススメ!
1990年の作品で、ニコール・キッドマンが脇役として出演している青春映画(?)

たまたまGyaoで見つけてなんとなく観たのだけれど、なかなか面白かったです。
全体的にはかなり単調で、退屈さと紙一重ではありますが、じっくり観ていると引き込まれる作品でした。

ネットで検索すると、「ニコール・キッドマンの恋愛天国」という題名で出てきたりします。
この作品でニコールは主役ではないにも関わらずかなりの存在感を発揮しており、どうやらこの作品が彼女の出世作となったらしいです。

たしかに目立つし、やはり美貌が飛び抜けています。
今から17程前の作品だから当時ニコールは23歳とかなのかな?

年齢を増す毎に輝きも増していく強いオーラにはとても魅力を感じます。


ちなみに私はこの映画の主演のノア・テイラーと誕生日が一緒です。



ヒュー・グラントとドリュー・バリモアの恋愛映画。

ヒュー・グラントはほんとうにいつもダメな男性を演じていて、
そしてやはりいつもそれがほんとうにとても良い。
ダメな二枚目男を演じさせたら彼が一番だと思います。
ダメ男なのに魅力的って、よく考えたら凄いですよね。

物語は、それほど派手な展開はないものの、とても面白かったです。
観終わったあとのハッピーな余韻が心地よい。

ヒュー・グラントの歌声がかなり素敵でビックリでした。
そしてドリューがキュートでした。

可愛い恋愛モノが観たいときにはオススメデス。



私の大好きな『茄子 アンダルシアの夏』の続編。

今回も54分という短い時間の中に密度の高いドラマが詰め込まれています。
手に汗握るレースシーンもかなりカッコイイし、登場人物たちの熱い想いに心を打たれ感動します。

観終わった後、これほどまで爽快感を覚えるアニメはなかなか無いと思います。お勧め!



久々に、映画を観て「よかった!!」と思った作品。

ものすごく良かった!!

キャメロン・ディアス主演の恋愛モノ。

最初から最後までとても良かった。
キャメロンが可愛くて可愛くて。

ケイト・ウィンスレットが何故か冴えない女性の役をしていたけれど、美しくて仕事も出来るのに、恋愛の前では冴えない女っていう部分が親しみやすくていい感じ。

見終わったあとに元気が出てハッピーになれる素敵な映画です。
オススメ。



私が敬愛するよしもとばなな先生原作の映画。

映画単独で考えればそれはそれでいいと思うのだけれど、ばななさんファンとしては、も少し原作に忠実な展開だと嬉しかったなと。
あまりにも違いすぎた為に、映画を観ながらその違いを頭の中で比べすぎてしまい、純粋に映画を楽しめなかったのが正直なところ。

アルゼンチンババアが美しすぎるのにも、原作とのギャップを感じてしまった。


そしてこの映画、もしかしてばななさんの小説を好きでもなんでもない人が観たら結構つまらないんじゃないかなーと思った。

現在大人気の堀北真希さんを起用しているから、それ目当てに観る人は多そうだけど。



とてもいい映画でした。
松雪さん演じる平山まどか先生、素敵でした。

女優の方々が見事にフラダンスを踊っている姿に感動しました。
映画のためとはいえ、あれほどまで踊れるようになるには血の滲むような練習を積み重ねたんでしょうね。

物語も、人々の感情の揺れが繊細に描かれていて、とても引き込まれました。

まぁ泣きっぱなしの2時間でしたな。


日本のアニメ映画界の巨匠、宮崎駿氏、高畑勲氏がもっとも影響を受け、ジブリの原点とも言える映画『王と鳥』を姪甥と共に鑑賞。

1979年にフランスが産んだアニメーション映画。
レンタルしたものは字幕だったのですが、ほとんど台詞がないので子供達も楽しめたようです。

物凄く自己中心で暴力的な王の哀れな顛末。
現代社会にも見え隠れする光と闇をシニカルに描いた作品でした。
とても面白かったです。

まだアニメーションの技術も発展途上の時代の中、豊かな想像力が生かされ王宮のいたる部分の仕掛けも丁寧に描かれていました。

短い作品ですが、それなりの集中力は要する作品かと思います。


とても良い映画でした。

観始めた瞬間から「この映画は良い」と予感して、それが裏切られることの無い作品でした。

とにかく役者さん達の演技にいちいちドキドキしました。
目だけ、表情だけでこれ程までにダイレクトに心情が伝わってくるものだろうかと感心。
それが主な登場人物だけではないから凄い。
ほんのワンシーンしか出てこない人達も、その表情や立ち居振る舞いからバックグラウンドを想像させる程。

フィルムに収められたいくつもの鮮やかで瑞々しい風景、流れる音楽、それらも全て素晴らしく、映画の途中何度もハッとさせられました。


性同一性障害、性的虐待、ドラッグ、親子愛、友情、恋、など濃厚なテーマを沢山含んでいるにも関わらず、観終わった後はとても清々しい。

性同一性障害に苦しむ主人公を演じた方が、最後まで女性なのか男性なのか分からなかったのですが、予備知識無く観たのが大正解。
緻密に計算された優れた演技に心から拍手を送りたい。
久々にジョニーの作品を観ました。
1660年代イギリスを舞台に、一人の劇作家の壮絶な人生を描いた物語。

感情移入がしにくく気を抜くと展開に追いつけない、ある程度の集中力が必要な作品。
画的に始終陰鬱な雰囲気なので、王宮や貴族の華やかさとは無縁。
ちょっと集中力が足りない時に見た所為か、好きでも嫌いでもない感じでした。
それでも最後まで観ようという気になるのは、ジョニーの優れた演技のおかげでしょうか。

欲望と虚無感の狭間で魂を燃やしながら生きる姿は見応え有りです。
クルーレス

アリシア・シルバーストーン主演、お金持ちのお嬢様の青春コメディ。

ブリタニー・マーフィが出ているというコトでレンタルしてみたのですが、ブリタニーがかなり若い。

ダサいコトが大嫌いな主人公が、学校の冴えない教師同士の恋を実らせてあげたり、転校生の田舎くさい女の子を華麗に変身させていく物語。
けれど周りの人がどんどん幸せになっていく反面、自分自身の冴えなさに気付き愕然とする。
何もかも上手くいっていた時から逆転して上手くいかないことばかり。
それから自分を変えようと心に決め、自分にとって本当に大切なものを見つけていく。

アメリカのハイスクール事情が垣間見れてなかなか面白かった。
あの授業態度、日本ではありえない!
日本人が真面目すぎるのか、アメリカ人が自由すぎるのか。

この映画のブリタニーは、現在の美しくキュートな彼女とは別人でした。
「この子が10年経ったらあんな綺麗になるのか!!?」
ってくらい。
でもこの当時から演技に確実に光るものが。

主演のアリシア・シルバーストーンがとってもキュートでした。
あどけない表情の奥に潜む艶っぽさなどが素敵。


なんてことない映画だけど、観終わった後、なんとなくハッピーな気分になれる作品でした。
5、6年ほど前から観ていた海外ドラマ長編シリーズ『フレンズ』。
途中から観る機会がなくなって、シリーズを最後まで観ないままだったので、ついにレンタルし始めました。

ニューヨークのどこにでもいるような男女6人の友情と恋のコメディドラマ。

どのキャラクターも個性豊かで嫌味もなく、6人皆それぞれ好きになってしまいます。

かなり久々に観ましたが、やっぱりすごく面白いです。
DVDセット欲しいくらいですが、10シーズン合計30枚のDVDセットは定価12万6千円らしいです…。

ピクチャー・パーフェクト

私の好きなジェニファー・アニストン主演映画。

若い頃に男運を使い果たし、独身でいる為に会社でのキャリアも上がらず冴えない日々を送る女性の物語。
キャリアアップの為に結婚式で偶然出会った青年を利用し、婚約者が出来たと会社の上司に紹介。
それをきっかけに昇進、さらには今まで自分に見向きもしなかった男性が近寄ってきて、嘘が切っ掛けでどんどん思い通りの人生を手に入れていく…というような物語でした。

ドラマとしてはフツーに面白いと思うけれど、感情移入するには登場人物たちの情報が若干足りなかったかも。
主人公の母親のコト、そして最終的に恋に落ちる彼のコトをもう少し丁寧に描いてくれたら、もっと素敵な物語だったろうなと。

ジェニファーのキュートさもあまり発揮されておらず残念!
でも最初の冴えない姿と、昇進後急激に華麗さを放つ雰囲気の変化はとても良かったです。

サンキュー、ボーイズ

ドリュー・バリモア主演のヒューマンドラマ。
私の好きなブリタニー・マーフィが出演しているのでレンタルしてみたのですが、なかなか面白かったです。

130分ちょっとある作品なので、後半少し「長いな」と思いつつ観ていたのですが、ところどころに素敵な台詞が散りばめられていて、何度かドキっとさせられた。

ドリューの演技がまた良かった。
15歳から35歳までの役をこなしているのですが、メイクや服装が変わっただけの変化でなくて、台詞の吐き方や表情の変化が凄く自然。

そしてブリタニーもやっぱり良い!もっと彼女の演技を観たいです。



私の好きなジェニファー・アニストン主演映画。

平凡な田舎に住み、平凡に働きながら、冴えない夫と暮らす一人の女性の、「変わりたい」という願望を描いた作品。


何か素敵なコトが起こることを日常に期待しながら、でもそんなコトはありえないと諦めてしまっている。
そういう女性は世の中にきっと沢山いると思うので、主人公の気持ちがとても共感出来るかも。

描きようによっては凄まじく激しい作品になってもおかしくないけれど、この映画の場合はとても淡々としていて、自然にのめり込む感じで見入ってしまいました。
観た後に残るものは少ないのだけど、結構面白かった。

でももっと明るくてキュートな役のジェニファーが観たいなぁ。



もう随分前から気になっていた作品。

イントロから衝撃的な場面で始まり、ラストもなかなか衝撃的に終わる。
あらすじを読まずにレンタルしたので、イメージと全然違う物語でした。

美しい少女達の幼さと甘い色気が交じり合った雰囲気が印象的。
音楽と映像が凄く良かった。

ストーリーについては正直なんて言ったらいのか分からないけれど、かつて少女だった人達は記憶の扉を叩かれるような感覚を覚えるかも知れません。
例え自分には全く経験の無いコトばかりでも、何故か彼女達の気持ちが心に馴染む感じでした。

主人公はスランプに陥り中の売れっ子劇作家の男性。
子供嫌いだが隣に引っ越してきた小さな女の子と交流しながら作品のヒントを得ていく物語。

短気で底意地が悪く子供嫌いな彼が徐々に女の子と心を通わせ、素直に優しくなっていく過程がとても微笑ましく、軽快に描かれていて良かった。

残念なのは、女の子のママの心の内が見えなかったコト。
女の子は可愛いのにママは感じが悪いままで終わっていて、その部分がスッキリしなかったです。
その方がラストは描きやすかったのかもしれないけれど。

ラストは良かったし、全体的には面白かったです。

映画を観た後知ったのですがこれ実話を元に作られた映画だったんですね…。

DVDの背表紙もロクに読まず勢いで手に取った作品なので、どういう作品かもよく分からずに観てました。
キリスト教のコトがあんまり分からないので、ちょっと馴染みにくい部分も多々あり、前半はダラダラ見ちゃいました。

でも途中から思い直し、この映画が伝えようとしている物は何か、遠い国のいつかの時代の貧しい家族を通して何が見えるのか探りながら鑑賞していました。

その中で感じたのは、時代の流れの激しさではなく、その時代に生きる人の心の激しさ。

物語自体は割りと静かで単調なのですが、ところどころに心を揺さぶるようなシーンがそっと散りばめられていて、結構いい映画でした。

人によっては最高につまらないと感じる作品かもしれません。

育った環境の違う二人の生涯を一途にかけた恋の物語。

離れていてもずっとお互いを一途に想い合い、これ程までに誰かを好きになるコトが出来たらきっとその人生はとても幸せだろうなと思える映画でした。

2時間ほどの映画の中で、2人が恋に落ちる場面から生涯を閉じるまでの、所謂「一生」を描いているのですが、展開に特別無理もなく極自然な場面転換を繰り返し物語が進んでいくのが良かったです。

ラストはまぁ出来すぎというか美しすぎ感もあるけれど、観終わった後爽やかな気持ちになれる良い映画でした。

映画館にレイトショーで観に行ってきました。

感想はどちらかというと否定的になりがちですので、ちょっと公の場では述べ難いです。
基本的に、否定的意見を述べるのは好きではないし。

映画でも何でも結局は観る人の判断で評価が変わってくると思うので、私の若干否定的な意見も当然参考にならないばかりか不快を与えてしまう恐れもあるし。

とりあえず色んな人の感想を聞いてみたい映画だなぁ…とは思いました。

テルーの唄は最高です。
岡田君は声も良いけれど、やはり男前の姿を観れる方が嬉しいかも(笑)

 



最近ずっとブリタニー・マーフィーが好きなのでレンタルしてみました。

やはりキュート!表情がいいなぁ。

でも物語は何だか紙一重でちょっと展開についていけない感じでした。
出会って一ヶ月で同棲、9ヵ月後には結婚をしたカップルが、ハネムーンで次から次に災難に襲われ、別れてしまうという物語。

最後はハッピーエンドで良かったのですが、もうちょっとお互いの想いの強さが明確に描かれていれば、ラストシーンがもっと素敵になったろうなぁ。

面白かったのは面白かったですが。

夫役の男性がなかなかハンサムでした。

柳楽優弥くん、常盤貴子さん主演の実話を元に作られた映画。

実話だということを踏まえつつ観ていたのでとにかく切なかった。
象と心を通わせ、象使いになることを決めた少年の純粋でひた向きな姿に強く心を打たれました。

ちょっと展開が早くて感情がついていかない部分も結構あったので、それぞれのシーンをもうすこしじっくり描いて欲しかったなぁとも思いました。

主人公の少年を演じている柳楽優弥くんのスクリーンでの存在感が凄い。
透明感のある雰囲気、何かを訴えてくるような真っ直ぐな瞳。

演技はとても拙く、ハッキリ言ってしまえば下手なんでしょうけど、そんなことが気にならないくらいのオーラがあるなぁと感じました。

ラストは常盤さんの演技と、象の演技に号泣!…したかったけれど、甥が一緒に見ていたのでめちゃくちゃ我慢した(笑)

肺の中に澄んだ空気が入ってくる感覚を得られる映画でした。
お勧め!

奇妙な魅力を放つ大人の為のアニメ映画。

手描きタッチの画面に登場するのは物凄くデフォルメされた登場人物たち。

80分の作品なのですが、台詞は無いに等しく、「観る物」というより「感じる物」といった印象を強く受けました。
序盤から何かとてつもなく物悲しい雰囲気に飲み込まれて、緊張感が絶えなかった。

明けることの無い夜の真ん中に立たされたような気分。

この作品に対する捉え方は、見る側に完全に委ねられている感じ。
それでいて、鋭く切り込むようなメッセージ性も秘めた作品。
自分なりにエピソードをあれこれ考えながら、そして流れるイメージに想像力を働かせながら、共に物語を綴っていく、そういう作品だと私は思いました。

芸術性の高さは素晴らしいので、一見の価値ありです。

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