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中谷美紀さん主演の、あるひとりの女性の凄まじい生涯を描いた物語。

この映画なかなかすごかったです。
主演した中谷美紀さんのインド旅行記で、度々「この映画を撮り終わって精神的にボロボロ」的なことがご本人によって綴られていたのを読んでいたので、ひとりの女優がそこまで精神力を使い果たしてしまう映画ってすごそうだなーと思っていたのですが、ようやく観て納得。

どうやら彼女はこの映画の撮影中監督に激しく罵倒(じゃないかもだけど)されて、一時本気で女優を辞めようかと思うところまでいってしまったらしいです。

ストーリーについては正直説明しがたいですが、映像や音楽が非常に良かったです。
昭和が舞台であるにもかかわらずCGを多用していて、まるでディズニー映画を観ているかのようなファンタジックなシーンが宝石のように散りばめられていて、素敵でした。

どのシーンも目が離せないし、出演者が豪華。

ミュージカル要素…というか宝塚要素も含みつつ、映画としての枠にはおさまりきらないエンターテイメント性の高い作品で見応え充分でした。

なによりもやはり中谷美紀さんの演技の素晴らしさ。
これなくしてこの映画は成立しないだろうとハッキリと言えます。

物語の内容的には好き嫌いも勿論あるでしょうけれど、「こういう映画が世の中にある」という点では観る価値あるかも?
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