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こんなに感動したのは久しぶり。
感想は私のサイトの2006年1月の日記にて語っております。
今を生きる全ての人を優しく包み込んでくれる、温かで無限の愛に溢れた映画です。
主役の二人があまりにも極端な性格だったので共感しにくかった。
最後のワンシーンが良かったから、それで救われた。
悪い作品ではないと思うし、見せ方は面白かった。
ミニシアターっぽくて、それはそれで満足。
アメリの黒さが、原作本より濃くてちょっとイメージ違うなぁなんて思っていましたが、物語が進むにつれて、そんなアメリがどんどん愛しくなってきます。
悪戯を越して犯罪に当たるようなコトを次々に起こす姿に笑いました。
「それ犯罪だから!」と突っ込まずにはいられない。
でもそんなアメリを本気で応援してしまいました。
ラストも良い感じ。
映像の色が、とても良い。
この映画はモノクロなのですが、実は1973年にわざわざモノクロのフィルムで撮られた作品らしいのです。
とても良かったです。
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いたってシンプルなストーリー構成だと思うのですが、わざわざモノクロで作っている点も、人物や風景の撮り方、長いカットのシーンなど、一瞬でその世界観に飲み込まれてしまう、独特の魅力のある映画でした。
夜中にこの映画を観ていたら、姪っ子も一緒に観始めて、ヒロインのアディが9歳にしてタバコを吸うというシーンを見て、とても驚いていたのが面白かった。姪も今9歳だからなぁ…。
この映画を見るきっかけになったのが、私がこよなく愛する名作少女漫画「星の瞳のシルエット」の中で主人公香澄が「ペーパームーンのリバイバルきてるの」と話すシーンです。
そして最近レンタル屋さんで偶然DVDを見つけたので借りたのです。
じんわり心に響く良い映画です。アディ役の女の子が本当にめっちゃ可愛い。
ヒュー・グラントとサンドラ・ブロックのラブコメディ。
やはりこの映画でも、だらしなく女好きで中身が空っぽな男性を好演しているヒュー・グラント。
こういう役はホントはまるなぁ。
サンドラ・ブロックは、仕事は出来るけれど私生活ではぱっとしない女性をコミカルに演じていて、とても可愛かった。
二人のやりとりがとても面白くて、最後まで爽やかな感じがとても良かった。
ヒュー・グラント主演、男性版「ブリジット・ジョーンズの日記」がキャッチフレーズの作品。
親の残した遺産によって、全く何の仕事もせず遊んで暮らす男性ウィルと、母子家庭で育ち学校ではいじめられる悩み多き少年マーカスの友情のお話。
年齢も、育った環境も性格も、何もかも違う二人のアンバランスだけど微笑ましいやりとりがとても可愛かった。
ラストもなかなか好きな感じで。
無気力男を演じさせたらヒュー・グラントの右に出るものはいないのではないかと思う。
大袈裟に言うと10分に1回位泣いた。
決してものすごく良く出来た物語というワケではない。
物語の設定に多少の違和感がところどころあったけれど、まんまと主人公の気持ちに移入してしまいました。
なんていうか、号泣すると言うよりは、何度も何度もぐっとくる感じ。
でも死ぬことをリアルに考えたことが無い人だと、おいてけぼりをくらうかも?
「死ぬこと」よりも「親子の愛情」について描きたかった作品なんだと私は思った。
メグ・ライアン、何故あんなに可愛いんでしょう。
とても良い映画でした。これは多分沢山の人に受ける作品だと思います。
家族は勿論愛しているけれど、自分には自分の生活がある。
そんな風に、誰もが持つ言い訳にも近い感情の描き方が、すごく良かった。
メグ・ライアンは本当に素敵なので、彼女の出る映画はもうそれだけで観る価値があると私的には思ってます。
まぁ現実にはありえないような設定だし、岡田君の呪いにも近い位の愛が若干怖かったけれど、ついつい作品に引き込まれてしまうような面白さはあったと思う。
松本潤君と寺島しのぶさんカップルのやりとりが面白かった。
どんどん刺激的になっていく、普通の主婦の様子がリアルでこれまた怖かった。
そしてそこが良かった。
物語の最後は思わず映画観ながら突っ込んでしまうようなベタな終わり方でビックリしたけど、岡田君男前だから満足です。
この作品はめちゃくちゃ好きだと思った。
物語は思っていたのと違ったのが実際ですが、主演の2人の自然すぎる会話、動き、そして可愛らしさが最高に素敵だった。
嘘のつき方がありえないのも面白かった。
劇中に絶えず流れる音楽がまた素敵で、映画を観ているけれど、ゆったり音楽を聴いている感覚に近かった。
映像も素敵だった。
そして、何よりも本当に感動したのがラストの蒼井優さん演じるアリスのバレエシーン。
いつまでも観ていたいと本気で思った。この映画はこのシーンの為に作られたに違いないと思う程に、本当に素敵だった。
でも全ての人に受ける映画では無いかなー。
私と同じような感性の人が見たら深く感動して、もう一度観たい!と思う筈。
少年犯罪と、その被害者側と加害者側の想い、家族、取り巻く全ての環境がしっかり描かれていて、あまりにも状況説明が現実味を帯びすぎているので、「これは実際の事件だっけ?」と勘違いしそうになったくらい。
難しいテーマを書く為の下準備がしっかりされていたからこそ、事件の起こった経緯やその後の展開に説得力があったのだと思う。
ラストはとてもドラマ的で、「あぁやはりこれはフィクションか」と思い出したけれど、最後まで勢いよく読める力の篭った作品だと思う。
作品の雰囲気がとても変化したように感じました。
穏やかに続いていくと思われた主人公の恋の終わりが今回のメインでした。
失ったものは大きいけれど、これからもっと大きな何かを得ていく為の別れ。
そんな風に感じたのですが、どうでしょう。
この物語の重要な人物である楓がとても好き。
続編も楽しみです。
宮本輝氏の短編集。
「星々の悲しみ」のその表題作「星々の悲しみ」が短編集ながら密度の高い内容でとても感動した。
宮本氏の作品は主に関西が舞台となっており、やはり登場する人物達も関西弁。
関西人の私にとってはその関西弁がとても心に響く。
知っている地名が出てくるので、物語に感情移入しやすかった気がする。
初めて読む作家さんの場合、短編集からだと入りやすいですね。
本当に読みたいのは「青が散る」という作品だけど、この前本屋で見た時物凄く分厚い小説だったので、この2冊の短編集を手にしました。
個人的には「星々の悲しみ」がお勧め。
「胸の香り」の方はちょっと全体にトーンが重たい感じでした。
また読み返してみたらきっと印象変わるでしょうけれど。
「ダーリンは外国人」などの著書で知られる小栗左多里さんの料理エッセイ。
小栗さんの可愛い絵が大好き。
ダーリンの描写とか最高に面白いし可愛い。
漫画を読んだコトが無いので、機会があれば読んでみたいな。
公認会計士山田真哉氏による「会計」について、とても柔らか~く記された本。
とても興味深い内容で、会計についての見方が変わった。
私の好きなバンドのボーカルさんが面白いと言っていて、その時は
「会計の本だなんて、何故そんな難しそうなものを読むんだ」と思ったのですが、なかなか面白かったです。
事務・経理関係の仕事の人は特に面白いのではないかと。
若いジョニー・デップ。
ここでも彼の演技は最高に素敵だった。
初めの登場シーンから笑ってしまった。
パンにアイロンあてるシーンと、マッシュポテトを作るシーンが大好き!
あの独特の存在感、羨ましい。
ストーリーはまぁちょっと説明不足な感もあったが、ラストが良かったので満足。
誰かを好きになる時のキュンとする感じが真っ直ぐに伝わってきた。
ラストは切なくて、少し悲しい。でも私は納得した。
ただ優しくてキレイなだけの映画ではない。
人が人を好きになる時、
好きな気持ちだけでは生きて行けないと知る瞬間、
今居る場所のその先を見据えた時、
どれだけ痛くても別々の道を選ばざるを得ないその瞬間の描き方に感動した。
めちゃくちゃ良い映画。
『現代の御伽話』というキャッチフレーズが良いなと思った。
レンタルして数日後にファミリーマートでDVDが999円で売っていたので即買い。
手元に置いておきたい名作。
ジョニー・デップは天才だと思う。
ティム・バートン監督も。
なんて素晴らしい感性なのだろうと感心。
このメモを読んでくれているあなたにもお勧めします。
ジョニー・デップ男前。
むしろ普通にカッコ良すぎてなんか違う感じ。
これはこれで勿論素敵でしたけどね。
スパイス入りのチョコレートが非常に気になった。
インパクトは薄いけれど面白かった。
チョコレート食べたくなりますねぇ。
主演の女性二人のひとりがアンジェリーナ・ジョリーだというコトに映画最後のテロップを見るまで気付かず。
自分の鈍さに感動さえ覚える。
さらにもう一人の女性が「シザーハンズ」のヒロインであるコトを教えられたが、いまいち頭の中で合致しない。
「外人は皆同じ顔に見えるのか?」と無情にも突っ込まれる。
スタジオジブリの爽やかラブストーリー。
独特の雰囲気が良かった。
ラストが好き。
決して多くの人にはうけない作品だと思うけれど、私にとってはとても良い作品だった。
レンタル中3回見ました。
見るなら2回以上がお勧めだと個人的に思う。
ロアルド・ダール氏の児童文学「チョコレート工場の秘密」。
これはとても最近読んだ本なのですが、すごく面白くて、この秋には映画も上映されるとのコトなので今のうちに紹介させていただきます。
主人公のチャーリー・ バケットはとても貧しい家の子供で、大好物のチョコレートは年にたった一度、自分の誕生日に一枚プレゼントされるだけ。
街には大きな大きなチョコレート工場があり、そこを経営している変わり者のウィリー・ワンカ氏は、ずっと誰にも閉鎖してきた工場を突然公開すると発表。
しかしそれにはワンカ社のお菓子の包み紙の中に入った金色の招待状を手にしなければならない。世界にたった5枚の招待状を巡って、人々はワンカ社のお菓子を買い求める。
運良く招待状を手にしたチャーリーはワンカ氏のチョコレート工場に招待される。
そこで目にした驚くべきチョコレート工場の秘密とは…?
とまぁあらすじはこんな感じですか。
とにかく展開がテンポ良く、どのキャラクターも個性があり面白いです。
この本は大人も子供も楽しく読めると思います。
夏休みの読書感想文の題材に最適なのではないでしょうか。
秋に公開予定の映画がまた楽しみ!
変わり者のチョコレート工場の経営者ウィリー・ワンカ氏役にはジョニー・デップさん。
もうこれは絶対はまり役だと思います。
きっと映画を観ている途中はチョコレートをものすごく食べたくなる筈だから、映画館にチョコレートを持ち込もうかなぁ。なんてね。
私が「小説を読む」コトを好きになったのは、よしもとばなな先生の小説に出会ってからのコトです。
よしもと先生の小説との出会いは今からもう6年近く前。
駅構内の待合室に誰でも借りるコトが出来る図書コーナーがあり、そこで手にしたのが「TUGUMI」でした。映画にもなっている、素晴らしい小説です。
それがきっかけで、その頃出た新刊をさっそく買ってみました。
それがこの「ハネムーン」。
それまで、この世の中に「何度も読み返したくなる」小説があるというコトを私は知らなかった。
漫画は穴が空くほど読み返す私ですが、小説は一度読んだらそれでお終いだったのです。
「ハネムーン」は主人公と幼馴染の青年の、他人には癒すコトが出来ない孤独と、限りなく深い愛情が描かれた素晴らしい物語です。
何度も何度も読み返しました。そして何度読み返してもきっちり感動して、涙も出ます。飽きません。
今のところ一番大好きな作品です。
この作品と出会い、ますますよしもと先生の小説に魅かれ、それからずっと新刊が出る度に買っています。過去の作品も少しずつ集めています。
よしもと先生の文章は、普段なんとなく思っていても言葉に出来ないようなコトをハッとするほどピッタリくる言葉で表現されていて、その言葉たちの素晴らしさに思わずため息がこぼれます。
「ハネムーン」、女性はもちろんですが、男性にもぜひ読んで頂きたい作品です。
小学生の頃の私が、「星の瞳のシルエット」の次に夢中になった漫画が吉住渉先生の大ヒット作「ハンサムな彼女」です。
当時の「りぼん」の中で人気爆発の漫画でした。
それまでの「りぼん」には無かったようなクールな絵柄、芸能界を舞台にした華やかな物語、おしゃれで魅力的なキャラクター達。
主人公未央と一哉の恋に毎号目が離せませんでした。
あらすじを簡単に説明いたしますと、
中学生にして女優という仕事をしている主人公の未央と、同じく中学生にして天才演出家の一哉。
テレビに出演していた未央を一目で気に入った一哉は、未央を自主映画のヒロインに抜擢する。
あくまで監督として接する一哉に対して、少しずつ一哉に魅かれていく未央。
しかも、親友で超売れっ子アイドルの彩が一哉の元彼女で、そして今も彼を好きであるコトを知る…。
実に個性豊かなキャラクター達が、互いの想いを交差させながら成長していく姿がとても爽やかなストーリーです。
一哉と未央のラブシーンに、相当ドキドキしていました。大人になってから見ればなんてコトないシーンなんですけども。でもドキドキします。
大好きな作品でありながら単行本を持っていなかったのですが、2003年の夏に文庫版が出て、あまりにも読みたくなったので購入しました。
子供の頃は単行本を買わない子だったのです。
毎号「りぼん」を穴が開くほど読んでいたので必要なかったんですよね。
私が少女漫画を読み始めたのは小学校低学年の頃でした。
毎月「りぼん」と「なかよし」を読んでいました。
大人になった今でももちろん漫画家を目指しているだけに少女漫画は大好きですが、まだ当時小学生だった私が人生で初めて夢中になった少女漫画を紹介します。
連載していた当時は「りぼん」でとてつもなく人気だった、柊あおい先生の「星の瞳のシルエット」です。
昭和60年12月号から平成元年5月号まで連載されていました。
ストーリーを軽く説明いたしますと、
主人公香澄は幼い頃、初恋の男の子にから貰った「星のかけら」をずっと大切にしていて、中学生になってからその少年と再会するのです。
ところが親友の女の子が彼を好きで、彼女のコトが大切な香澄は彼への恋を諦めるんです。
本当は両想いな二人が遠回りしながら、傷つけたり傷つけられたりしながら、恋を実らせるまでの物語です。
素敵な話なのにうまく説明出来なくてすみません。
20代半ばから30代前半の女性で「りぼん」を読んでいた方なら、絶対心に残っているだろう名作です。
女の子なら誰でも憧れるようなロマンチックな展開に毎号ドキドキしながら読んでいました。まだ恋する気持ちもよく分からないような歳だったのに、読んでいる時はまるで恋をしているようでした。
大人になった今でも、たまにコミックスを読み返します。今読んでも、とても素敵な作品です。
私にとってはこの作品が永遠の少女漫画ですね。大好きです。
私は漫画家を目指している割に、漫画をあまり持っていないのです。
というのも自分なりのこだわりがありまして、自分の部屋の本棚には本当に大好きな、気に入っている作品しか置きたくないと思っているのです。
なので、紹介できるお気に入りの本なんてちょろっとしか無いのですが、これからこのブログで徐々に紹介していきたいと思います。
ブログで紹介する為にも本を沢山読まなければ!と自分を奮い起こすのも目的のひとつではあります。