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ペーパー・ムーンは1930年代のアメリカを舞台に、詐欺師と身寄りの無い少女がひょんなコトから旅を共にするコトになるというお話。

この映画はモノクロなのですが、実は1973年にわざわざモノクロのフィルムで撮られた作品らしいのです。

とても良かったです。
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いたってシンプルなストーリー構成だと思うのですが、わざわざモノクロで作っている点も、人物や風景の撮り方、長いカットのシーンなど、一瞬でその世界観に飲み込まれてしまう、独特の魅力のある映画でした。

夜中にこの映画を観ていたら、姪っ子も一緒に観始めて、ヒロインのアディが9歳にしてタバコを吸うというシーンを見て、とても驚いていたのが面白かった。姪も今9歳だからなぁ…。

この映画を見るきっかけになったのが、私がこよなく愛する名作少女漫画「星の瞳のシルエット」の中で主人公香澄が「ペーパームーンのリバイバルきてるの」と話すシーンです。

そして最近レンタル屋さんで偶然DVDを見つけたので借りたのです。



じんわり心に響く良い映画です。アディ役の女の子が本当にめっちゃ可愛い。

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