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著・唯川恵
ずっと想いを寄せていた男性が、自分の親友と結婚。
けれど結婚して間もなく、彼と自分は元々想い合っていた事実が発覚。
しかも二人の想いが通じ合わなかったのは、他でもない親友の裏切りによってだというコトを知る。
事実を知り、二人は純粋な気持ちで付き合い始めるが、彼は今や既婚者。
本来なら彼と恋人になり、結婚して夫婦という関係になっていたのは自分だった筈なのに、周りから見れば不倫以外の何物でもない関係。
最初は彼と想いが通じ合っただけで幸せだったが、次第に「こんな筈ではなかったのに」という思いに苛まれ、徐々に暴走していく。
普通に面白い作品でしたが、登場人物の個性が薄い気がしました。
どの登場人物も割りと冷めているというか。
描く人によってはもっと激しく切ない、またはドロドロな不倫物になっていたかと思いますが、案外あっさりとしていました。
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