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最近Huluを契約したので、久々にBIG FISHを観ました。

前に初めて観た時は、とにかく感動で心がふるえたという記憶があって、ストーリーは結構忘れてしまっていたのだけれど、久々に観て「ああこのシーンに感動した!」と思い出して、また前以上に感動して号泣いたしました。

ファンタジー要素も強いので、この映画のメッセージを理解出来なければ「なんだかよく分からない不思議な映画」というイメージで終わってしまう可能性もあるけれど、この作品に込められた想いを自分の人生に重ねたり、受け止めることが出来たら、そこにある深い感動に心が揺さぶられること間違いなし。

とても綺麗な物語です。
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ペーパー・ムーンは1930年代のアメリカを舞台に、詐欺師と身寄りの無い少女がひょんなコトから旅を共にするコトになるというお話。

この映画はモノクロなのですが、実は1973年にわざわざモノクロのフィルムで撮られた作品らしいのです。

とても良かったです。
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いたってシンプルなストーリー構成だと思うのですが、わざわざモノクロで作っている点も、人物や風景の撮り方、長いカットのシーンなど、一瞬でその世界観に飲み込まれてしまう、独特の魅力のある映画でした。

夜中にこの映画を観ていたら、姪っ子も一緒に観始めて、ヒロインのアディが9歳にしてタバコを吸うというシーンを見て、とても驚いていたのが面白かった。姪も今9歳だからなぁ…。

この映画を見るきっかけになったのが、私がこよなく愛する名作少女漫画「星の瞳のシルエット」の中で主人公香澄が「ペーパームーンのリバイバルきてるの」と話すシーンです。

そして最近レンタル屋さんで偶然DVDを見つけたので借りたのです。



じんわり心に響く良い映画です。アディ役の女の子が本当にめっちゃ可愛い。

私が「小説を読む」コトを好きになったのは、よしもとばなな先生の小説に出会ってからのコトです。

よしもと先生の小説との出会いは今からもう6年近く前。
駅構内の待合室に誰でも借りるコトが出来る図書コーナーがあり、そこで手にしたのが「TUGUMI」でした。映画にもなっている、素晴らしい小説です。
それがきっかけで、その頃出た新刊をさっそく買ってみました。

それがこの「ハネムーン」。
それまで、この世の中に「何度も読み返したくなる」小説があるというコトを私は知らなかった。
漫画は穴が空くほど読み返す私ですが、小説は一度読んだらそれでお終いだったのです。

「ハネムーン」は主人公と幼馴染の青年の、他人には癒すコトが出来ない孤独と、限りなく深い愛情が描かれた素晴らしい物語です。
何度も何度も読み返しました。そして何度読み返してもきっちり感動して、涙も出ます。飽きません。
今のところ一番大好きな作品です。

この作品と出会い、ますますよしもと先生の小説に魅かれ、それからずっと新刊が出る度に買っています。過去の作品も少しずつ集めています。

よしもと先生の文章は、普段なんとなく思っていても言葉に出来ないようなコトをハッとするほどピッタリくる言葉で表現されていて、その言葉たちの素晴らしさに思わずため息がこぼれます。

「ハネムーン」、女性はもちろんですが、男性にもぜひ読んで頂きたい作品です。

小学生の頃の私が、「星の瞳のシルエット」の次に夢中になった漫画が吉住渉先生の大ヒット作「ハンサムな彼女」です。
当時の「りぼん」の中で人気爆発の漫画でした。
それまでの「りぼん」には無かったようなクールな絵柄、芸能界を舞台にした華やかな物語、おしゃれで魅力的なキャラクター達。
主人公未央と一哉の恋に毎号目が離せませんでした。

あらすじを簡単に説明いたしますと、

中学生にして女優という仕事をしている主人公の未央と、同じく中学生にして天才演出家の一哉。
テレビに出演していた未央を一目で気に入った一哉は、未央を自主映画のヒロインに抜擢する。
あくまで監督として接する一哉に対して、少しずつ一哉に魅かれていく未央。
しかも、親友で超売れっ子アイドルの彩が一哉の元彼女で、そして今も彼を好きであるコトを知る…。

実に個性豊かなキャラクター達が、互いの想いを交差させながら成長していく姿がとても爽やかなストーリーです。
一哉と未央のラブシーンに、相当ドキドキしていました。大人になってから見ればなんてコトないシーンなんですけども。でもドキドキします。

大好きな作品でありながら単行本を持っていなかったのですが、2003年の夏に文庫版が出て、あまりにも読みたくなったので購入しました。
子供の頃は単行本を買わない子だったのです。
毎号「りぼん」を穴が開くほど読んでいたので必要なかったんですよね。

私が少女漫画を読み始めたのは小学校低学年の頃でした。
毎月「りぼん」と「なかよし」を読んでいました。

大人になった今でももちろん漫画家を目指しているだけに少女漫画は大好きですが、まだ当時小学生だった私が人生で初めて夢中になった少女漫画を紹介します。

連載していた当時は「りぼん」でとてつもなく人気だった、柊あおい先生の「星の瞳のシルエット」です。
昭和60年12月号から平成元年5月号まで連載されていました。

ストーリーを軽く説明いたしますと、

主人公香澄は幼い頃、初恋の男の子にから貰った「星のかけら」をずっと大切にしていて、中学生になってからその少年と再会するのです。
ところが親友の女の子が彼を好きで、彼女のコトが大切な香澄は彼への恋を諦めるんです。
本当は両想いな二人が遠回りしながら、傷つけたり傷つけられたりしながら、恋を実らせるまでの物語です。
素敵な話なのにうまく説明出来なくてすみません。

20代半ばから30代前半の女性で「りぼん」を読んでいた方なら、絶対心に残っているだろう名作です。

女の子なら誰でも憧れるようなロマンチックな展開に毎号ドキドキしながら読んでいました。まだ恋する気持ちもよく分からないような歳だったのに、読んでいる時はまるで恋をしているようでした。
大人になった今でも、たまにコミックスを読み返します。今読んでも、とても素敵な作品です。
私にとってはこの作品が永遠の少女漫画ですね。大好きです。

私は漫画家を目指している割に、漫画をあまり持っていないのです。
というのも自分なりのこだわりがありまして、自分の部屋の本棚には本当に大好きな、気に入っている作品しか置きたくないと思っているのです。

なので、紹介できるお気に入りの本なんてちょろっとしか無いのですが、これからこのブログで徐々に紹介していきたいと思います。
ブログで紹介する為にも本を沢山読まなければ!と自分を奮い起こすのも目的のひとつではあります。

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