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著・石井睦美
タイトルに惹かれ何気なく手にした小説でしたが、何だかとっても可愛らしくて、少女漫画のように甘く優しい雰囲気の素敵な小説でした。
ごく普通の中学1年生の女の子が、ちょっとした切っ掛けで「もう子供じゃないと感じる瞬間」に出会い、少しずつ心がたくましくなっていく姿がとても爽やか。
12歳から13歳という、とても純粋で繊細な年頃の少女達と、その家族のやりとりが実に瑞々しく描かれていて、読後感がとても良かった。
現実味の無い小奇麗な物語ではあるけれど、とても良い作品でした。
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