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著・野沢尚
ずっと楽しみにしていた小学校の修学旅行中、旅行に来なかった親友が自殺したという知らせを聞いてしまった少女達の切なくも美しい友情の物語。
登場人物の設定や台詞や行動、どれをとっても現実っぽさはなく絵空事的な小説。
人の死は、どんな時でもとても重い。
そう簡単には受け入れられるものではないのに、親友の死を知った少女達がアッサリ現実のコトなんだと涙を流す場面に違和感を抱いた。
だけど、物語としては面白かった。
作品全体が清々しく、読後感はとても良かった。
この小説は映画化されているらしいので、是非観てみたいなぁと思う。
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