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映画を公開していた時から気になっていた作品なので新作レンタルしました。
タイトルから想像するのとは違う雰囲気でした。
説明不足なまま物語が展開していくので、前半は流れがあまり良くなかった。
姉妹の絆の強さを示すエピソードがないのに「絆が強い姉妹である」という設定に違和感を覚えたし、極端に仲の良いシーン、悪いシーンがあって焦点を定めて観るのが難しかった。
そして、キャメロン・ディアス演じる妹の障害について、もう少し見る側に早い段階で理解させておいてもよかったんじゃないかと思った。
その障害を抱えた彼女の苦悩が、奇抜な行動に走らせるのだと分かった方が印象は良くなっただろうなぁ。
もうひとつ気になったのは継母の存在。
父の再婚相手なのに、父が彼女を愛する要素がひとつも出てこなかった。
ただ意地悪で自己中心的なイヤな女性で終わってしまったのが残念。
後半からは、もう別の映画を見ているんじゃないかと思うくらい世界が変わってちょっとビックリ。でも後半からの流れは好き。
好きか嫌いかっていうと、まぁ私の好きなテイストの映画ではありましたが、それ故に色んな部分が気になりました。
本当につまらない映画なら、感想ってなかなか出てこないものです。
私が映画を見て良かったと思うかどうかは、たった1シーンでも心に迫る場面があるかどうかなので、そういう点ではこの映画にもちゃんと素晴らしいシーンがあったので満足です。
人生の岐路について考える機会を与えてくれる映画でもあると思います。
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