ヒューマンドラマにコメディの要素が加わったフランス映画。
雨傘工場の経営者である亭主関白な夫を持つ女性が、工場のストライキをきっかけに自らも経営に携わりブルジョワ婦人を脱していく物語。
「自然や動物を愛し、詩を書くことを趣味とするロマンチストな主人公」という最初の印象から、物語の展開と共にまあまあ衝撃的な秘密が明かされていくのでドキドキしました。
映画の時代背景は70年代で、女性解放運動が活発化し、女性が男性と同等の権利を得始めた頃のフランス社会が生き生きと描かれていました。
主役を務めたカトリーヌ・ドヌーヴという女優さんがとってもチャーミングで、若い頃の作品も是非観てみたいなあと思いました。
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