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著・吉田修一
新宿でオカマと同棲する主人公(男)の、風変わりな日常の物語。
設定が非凡なので、読み始めはついていき難かったけれど、登場人物それぞれに人間味があって引き込まれました。
特にオカマの閻魔ちゃんは優しくて寛大で料理も得意で、とても素敵。
主人公はダメ人間なのだけど、閻魔ちゃんに嫌われない為により一層のダメ人間を演じている部分が垣間見えて、大事な人に対して自信がなくて自分を表面に出せない弱い部分なんかに共感しました。
テーマ的には決して爽やかなものではない筈なのに、読後感はやけに爽やかな物語で、私はとても好きでした。
新宿でオカマと同棲する主人公(男)の、風変わりな日常の物語。
設定が非凡なので、読み始めはついていき難かったけれど、登場人物それぞれに人間味があって引き込まれました。
特にオカマの閻魔ちゃんは優しくて寛大で料理も得意で、とても素敵。
主人公はダメ人間なのだけど、閻魔ちゃんに嫌われない為により一層のダメ人間を演じている部分が垣間見えて、大事な人に対して自信がなくて自分を表面に出せない弱い部分なんかに共感しました。
テーマ的には決して爽やかなものではない筈なのに、読後感はやけに爽やかな物語で、私はとても好きでした。
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